ServiceNow認定資格のCSA(Certified System Administrator)に合格しました。
ServiceNowの専門的な知識を学習し、自身の業務に活かすために資格試験に挑戦しました。ServiceNow認定資格の中でも基本的な知識を確認する資格になります。ServiceNowの入門的な資格であるようです。
私は約1か月前から準備を開始し、先日無事にCSAに合格することができました。
ServiceNow CSA(Certified System Administrator)の受験にあたって、資格試験の申し込み方法など、若干わかりづらいところがあったので、本記事では、申し込み方法から受験までの流れについて記載しようと思います。
- ServiceNowに興味がある方
- CSA(Certified System Administrator)の受験方法を知りたい方
- CSA(Certified System Administrator)の試験対策を知りたい方
AWSやAzureなどクラウド開発に興味があり、認定資格に挑戦しています。
今回は、運用管理を効率よく進めることができるServiceNowのクラウドプラットフォームについて学習し、認定資格試験を受けてみました。
ServiceNow認定資格-CSAとは
ServiceNow認定資格のCSA(Certified System Administrator)とは、ServiceNowシステムの構成、実装、メンテナンスに役立つスキルと重要な知識を備えていることを証明する資格になります。
ServiceNow認定資格の中でも入門資格となり、おそらく一番初めに受ける資格だろうと思います。
試験の申し込み方法
試験の申し込み方法について記載します。
ServiceNowの公式サイトはほとんどが英語であり、Google翻訳を駆使しながら受験までたどり着けました。手順はこれで合っているのか?余計なお金は払っていないか?など不安になりながら手順を進めていました。
ServiceNow Larningの登録
ServiceNow認定資格やトレーニングを受講するためのアカウントを登録します。
ServiceNow Larningアカウントは必ず必要になります。
webassessorの登録(認定試験の申し込み)
このアカウントは、認定試験のバウチャーを購入するために必要になります。認定試験の申し込みは、ServiceNowのアカウントとは別のアカウントで申し込みを行い、ServiceNowのプロフィール設定からwebassessorのアカウントと紐づけを行うことによって、認定試験のバウチャーを購入することが可能になります。
このアカウントの登録は、バウチャーを購入するタイミングで良いです。
私は、webassessorの存在を知らずに進めていたため、2つの前提トレーニング完了後に登録しました。
前提条件について
CSAを受験するには、2つのトレーニングを完了する必要があります。2つのトレーニングを完了しないと、CSA試験の受験バウチャーを購入することができません。
前提のトレーニングは、以下になります。
- Welcome to ServiceNow
- ServiceNow Administration Fundamentals
Welcome to ServiceNow
ServiceNowとは?などServiceNowの入門知識を学べるオンデマンドのトレーニングです。
このコースは、約4時間で完了できる内容です。日本語テキストで学習でき、動画も日本人講師が解説しますので学習内容が身に付きました。私にとってはこのトレーニングが最後の試験まで役に立ちました。
ServiceNow Administration Fundamentals
もう一つのトレーニングになります。
こちらは、Welcome to ServiceNowとは違って、有料のトレーニングとなります。オンデマンドで受講でき、日本語でも受講できるとのことで安心していました。このトレーニングは、動画メインのコンテンツとなっており、外国人講師が英語で解説します。
日本語というのは、動画の字幕が日本語ということなのでしょう。初めはまじめに受講していましたが、字幕翻訳が直訳過ぎて全然身に付きませんでした。しかし、受講進捗はチェックされるので最後まで頑張って受講しました。
このトレーニングで一番役に立つのは、トレーニング用のインスタンスが利用できることでしょう。
実際にServiceNowを利用することができるため、トレーニングで学習した操作を行ったりしました。
バウチャーコードの取得と申し込み
前提条件の2つのトレーニングを完了させると、バウチャーコードが貰えます。
このバウチャーコードで申し込み出来るのかな?と思っていたのですが、実際は、受験バウチャーを購入するためのコードでした。
前に説明した、webassessorのサイトで受験バウチャーを購入(試験の申し込み)します。
【2024年版】ServiceNow CSA: Certified System Administrator 模擬問題集
Certified System Administrator(CSA)を知る
公式のServiceNow Certified System Administrator 試験仕様書を参照し、試験内容を把握しましょう。
試験の範囲
試験分野と割合あは以下の通りとなっています。
番号 | 試験分野 | 試験の割合 |
1 | プラットフォームの概要とナビゲーション | 7% |
2 | インスタンスの構成 | 11% |
3 | コラボレーション用アプリケーションの構成 | 20% |
4 | セルフサービスと自動化 | 20% |
5 | データベース管理 | 27% |
6 | データ移行と結合 | 15% |
試験の概要
試験時間 | 90 分 |
問題数 | 60 |
試験場所 | Kryterion テストセンター、またはオンライン監督付き試験 |
料金
ServiceNowの認定試験を受けるためにはお金が多くかかります。
最低でも有料の前提トレーニングと受験バウチャー購入で以下の料金になります。会社が資格促進などで受験料負担してくれるなら良いですが、個人ではなかなか手が出しにくいですね。
項目 | USD | JPY |
ServiceNow Administration Fundamentals | 330 USD | 49,500円 |
認定試験申し込み | 330 USD | 49,500円 |
高い!
【2024年版】ServiceNow CSA: Certified System Administrator 模擬問題集
Certified System Administrator(CSA)の試験対策
Certified System Administrator(CSA)の試験対策は以下のことを実施しました。
- トレーニング用のインスタンスを利用する
- Udemyの問題集
ServiceNowを使ってみる
ServiceNow Administration Fundamentalsのトレーニング用のインスタンスを使って、ServiceNowの実践トレーニングを一通り実施しました。
ServiceNowを初めて学習する私にとって、実際に使ってみることでServiceNowを理解できました。また、試験問題では、メニュー操作方法を問う問題が結構出題されました。
Udemyの問題集
試験対策には問題集は欠かせません。
私はいつものようにUdemyから該当する問題集を探して取り組みました。
私が利用したのは【2024年版】ServiceNow CSA: Certified System Administrator 模擬問題集になります。この問題集を正解率90%になるまで周回しました。
この問題集の同じ内容の問題もいくつか出題されていましたので、実施しておくべきだと思います。
あとがき
ServiceNow認定資格のCSA(Certified System Administrator)の試験の申し込み方法から試験対策までを記載しました。CSA合格の難易度は、比較的優しいと思います。
Udemyの問題集を見ればわかりますが、問題文も短いですし、問われている内容も易しい内容です。ServiceNowに興味があって勉強している方でしたら、ぜひServiceNow認定資格のCSAに挑戦してみてください。
この記事が、ServiceNow認定資格のCSA(Certified System Administrator)合格のお役に立てれば幸いです。
【2024年版】ServiceNow CSA: Certified System Administrator 模擬問題集