AWS 認定資格の中でも、アプリケーション開発に特化した AWS Certified Developer – Associate(DVA-C02) は、開発者としてのスキルを総合的に問われる試験です。私はこれまでに複数の Associate 資格を取得してきましたが、DVA-C02 はまだ挑戦していなかった最後の資格でした。そこで 2025年3月に受験し、約1か月の学習で無事一発合格を果たしました。
合格スコアは 723 点とギリギリでしたが、合格は合格です。これまでの学習の積み重ねと、Udemy の模擬試験・問題集を徹底的に活用した対策が功を奏したと思います。本記事では、DVA-C02 の試験概要、勉強法、使用した教材、そして難易度や感想を詳しく解説します。これから受験を考えている方に役立つ情報をまとめました。
AWS認定Developer Associate(DVA-C02)試験 対策トレーニング
- 「AWS認定Developer – Associate」に合格したい人
- 「AWS認定Developer – Associate」の勉強方法を知りたい人
- 勉強に使用した教材や体験談を知りたい人

Udemy の教材は非常に効果的だったため、おすすめ教材のリンクも記事内に配置していますので、ぜひ参考にしてください。
はじめに
DVA-C02(AWS Certified Developer – Associate)は、AWS 上でのアプリケーション開発やデプロイを体系的に理解しているかを問う試験です。私はこれまでに DEA-C01 など他の Associate 資格を取得してきましたが、開発系のスキルを証明する最後の一歩として DVA-C02 に挑戦しました。
受験を決めた理由
- DEA-C01 合格後、次のステップとして開発系の資格にも挑戦したかった
- AWS 上での開発スキルを体系的に整理しておきたかった
- 業務で Lambda・API Gateway・DynamoDB・S3・IAM を扱う機会が増えた
- 将来的に DevOps Engineer – Professional へのステップアップにつなげたかった
- Associate レベルの開発スキルを公式に証明したかった
短期間の学習ではありましたが、Udemy の問題集と模擬試験を計画的に繰り返したことで、2025年3月に DVA-C02 に合格することができました。スコアはギリギリでしたが、努力が結果につながり、大きな達成感を得られました。


AWS試験の結果レポートは、だいたい試験当日の19時~20時頃に来ていました。
なので、当日のその時間は、そわそわしてしまいます。
メールが来て、スマホの通知で合格の場合は「おめでとう」の文言があるので合否がすぐわかります。「試験お疲れさまでした」だけだと・・・・不合格です。
DVA-C02 試験概要と出題範囲
DVA-C02 は、AWS 上でのアプリケーション開発・デプロイ・デバッグの能力を証明する資格です。Associate レベルですが、出題範囲は広く、実務的な内容も含まれています。
項目 | 内容 |
---|---|
試験名 | AWS Certified Developer – Associate (DVA-C02) |
試験時間 | 130 分 |
出題数 | 65 問 |
出題形式 | 単一選択、複数選択 |
合格スコア | 1,000 点中 720 点 |
受験方法 | テストセンターまたはオンライン |
出題配分 | ・AWS サービスを用いた開発:32% ・セキュリティ:26% ・デプロイメント:24% ・トラブルシューティング & 最適化:18% |
頻出サービス | Lambda、API Gateway、DynamoDB、S3、IAM、Cognito、CloudWatch、X-Ray、CodeCommit、CodeBuild、CodeDeploy、CodePipeline |
単なるサービス概要ではなく、「どのシナリオでどのサービスを選ぶか」を問う実践的な問題が多いのが特徴です。
勉強方法と学習スケジュール
学習期間は 約1か月。限られた時間で効率的に合格を目指すため、私は Udemy の模擬試験と問題集を中心に学習しました。最初の正答率は 60% 前後でしたが、繰り返し解くことで知識を定着させ、最終的には 90%以上を安定させることができました。
学習の流れ
- Udemy 模擬試験を1周:問題の傾向と出題範囲を把握
- 間違いノートを作成:弱点を明確化
- Black Belt Online Seminar で補強:Lambda、DynamoDB、CloudWatch などを重点学習
- 問題集を周回:正答率 90%以上で安定させるまで反復
この方法で知識が体系化され、本番でも落ち着いて解答できました。
学習スケジュール例
週 | 学習内容 | ポイント |
---|---|---|
1週目 | Udemy 模擬試験を一通り解く | 正答率は約60%からスタート → 苦手分野を抽出 |
2週目 | 間違えた問題をノート化し、問題集を徹底的に復習 | 理解が浅い領域を重点的に強化 |
3週目 | AWS Black Belt Online Seminar を視聴 | 特に Lambda、API Gateway、DynamoDB、S3、IAM、CloudWatch を補強 |
4週目 | 模擬試験を繰り返し解く | 正答率 90%以上で安定 → 合格圏内 |
使用した教材とおすすめ
Udemy 模擬試験・問題集
Udemy の模擬試験と問題集は、合格の決め手となった教材です。
- 本番試験に近い難易度と形式
- 解説が詳しく理解を深めやすい
- スマホアプリでも学習可能
特に「難易度はUdemyの問題集で90%であれば十分合格できる」と感じました。私は過去の資格でも Udemy を使ってきましたが、今回も大きな助けとなりました。
AWS認定Developer Associate(DVA-C02)試験 対策トレーニング
AWS Black Belt Online Seminar
AWS 公式の無料セミナー資料です。サービスの設計思想やユースケースを理解するのに役立ちました。特に Lambda、API Gateway、DynamoDB、CloudWatch の理解を深めるのに効果的でした。
試験の難易度と感想
DVA-C02 は Associate レベルの中でも「実務寄りで難しめ」と言われています。私も出題範囲の広さに苦戦しました。特に デプロイ戦略、デバッグ手法、セキュリティ設定 など、実務を意識した設問が多かったです。
ただし、問題文自体は比較的短めで、落ち着いて読めば理解できる内容が多いのも特徴です。私は 723 点で合格しましたが、Udemy の模擬試験で正答率 90%以上を安定させていたことが本番で大きな支えとなりました。
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合格のコツと今後の展望
- 問題集を繰り返し解く → 正答率 90% 安定が合格の目安
- 模擬試験で本番を想定した練習
- Black Belt で背景知識を補強
- 重要サービス(Lambda、API Gateway、DynamoDB、S3、IAM、CloudWatch、Code 系)を重点的に対策
私は テストセンターで受験しましたが、集中できる環境で臨めたのがよかったです。Associate レベルをすべて取得できた今、次は AWS DevOps Engineer – Professional など上位資格への挑戦を視野に入れています。
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勉強法と教材の具体的な活用方法
私が DVA-C02 の学習で最も効果的だと感じたのは、以下の勉強方法です。
過去問題集を周回する
試験に出題される問題の形式や難易度を理解するためには、模擬試験や問題集を繰り返し解くことが何より重要でした。DVA-C02 の問題は文章が比較的短めですが、サービスの正しい使い分けや設計判断を問う内容が多く、知識の深さが求められます。そのため、問題を繰り返し解いてパターンに慣れ → 弱点を把握して補強する というサイクルを意識しました。

DVA-C02の過去問題集は、Udemyを活用しました。
私は Udemy の模擬試験コースを活用し、正答率が 90% を安定して取れるようになるまで繰り返しました。特に解説部分が丁寧なので、ただ答えを覚えるのではなく「なぜその選択肢が正しいのか」を理解することができました。
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AWS Black Belt Online Seminar を活用する
理解が浅いサービスについては、AWS 公式の Black Belt Online Seminar を視聴しました。特に Lambda、API Gateway、DynamoDB、S3、IAM、CloudWatch、X-Ray、CodePipeline といった DVA-C02 で頻出するサービスを補強するのに最適です。
Black Belt の資料は日本語で提供されており、設計思想やユースケースも解説されているため、問題集でカバーできない背景知識を身につけることができました。
この「問題集で間違える → Black Belt で深掘り → 再度問題集で確認」という流れが、知識の定着に直結しました。
成功のためのポイント – 継続的な学習と自己分析
最終的に私が合格できた理由は、ただ Udemy の問題集を解くだけではなく、常に自己分析を行いながら弱点をつぶしたことにあります。
- どの分野の正答率が低いかを記録
- 同じ間違いを繰り返さないように復習
- 理解が不十分なサービスは Black Belt で補強
この繰り返しにより、短期間でも効率的に知識を積み上げることができました。
最後に – 挑戦し続けることの重要性
DVA-C02 は Associate レベルの中ではやや難しめですが、Udemy の問題集で正答率 90% を安定させれば十分に合格できると実感しました。私自身、2025年3月に受験して スコア 723 点でギリギリながらも一発合格しました。資格取得の過程で得られる知識は試験対策以上に実務で役立っており、挑戦して本当に良かったと思います。
失敗を恐れず、繰り返し挑戦することが成功への近道です。AWS の学習は一度きりで終わるものではなく、常に新しいサービスやアップデートがあります。学び続ける姿勢こそが、クラウドのプロフェッショナルとして成長するために不可欠だと感じます。
まとめ
DVA-C02 AWS Certified Developer – Associate は、AWS 上でアプリケーションを開発・運用する力を証明できる重要な資格です。単なる基礎知識ではなく、実際の開発現場で求められる 設計判断・サービス選定・デバッグ・セキュリティ まで幅広く問われるため、挑戦する価値は非常に大きいと感じました。
私自身、学習期間は約1か月と短期間でしたが、Udemy の模擬試験・問題集を繰り返し解き、正答率 90% を安定させることを目標に取り組んだ結果、一発合格(スコア 723 点) を達成することができました。ギリギリの点数ではありましたが、その分「本番に強い準備をしてきた」という実感があります。
また、DVA-C02 の学習を通して、Lambda、API Gateway、DynamoDB、CloudWatch、CodePipeline など、普段の業務でも活かせるサービス理解が一気に深まりました。資格取得はゴールではなく、日々の業務や今後のキャリアに直結する「資産」になると強く感じています。
これから受験を考えている方には、「問題集で間違える → Black Belt で補強 → 模擬試験で確認」 という学習サイクルをおすすめします。この流れを回せば、短期間でも効率よく合格圏に到達できます。
資格を取得すること自体も価値がありますが、それ以上に 学習過程で得られる知識と自信が最大の収穫 です。私自身、DEA-C01、SOA-C02、そして今回の DVA-C02 を経て、今後は DevOps Engineer – Professional へと挑戦していく予定です。
AWS の世界は広く、常に進化しています。試験勉強を通じて身につけた知識は、資格取得だけでなく日々の業務やキャリア形成にも大いに役立ちます。私自身もギリギリ合格でしたが、その過程で得られた学びは大きな財産になりました。
これから挑戦される方も、焦らずコツコツ取り組めば必ず力になります。ぜひ自分のペースで学習を進めて、合格とスキルアップを手に入れてください。
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最後までこの記事を読んで頂きありがとうございます。この記事が合格のための参考になれば幸いです。
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