AWS Certified DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) は、AWS 上での開発と運用を統合的に扱うスキルを証明できる上位資格です。CI/CD、IaC、監視、セキュリティなど、現場で求められる幅広いスキルを総合的に試されるため、難易度も高めです。
私はこれまで Associate 資格を複数取得してきましたが、次のステップとして 2025年5月に DOP-C02 を受験。学習期間は約1か月で、Udemy の模擬試験と問題集を徹底活用し、弱点は AWS Black Belt Online Seminar で補強しました。その結果、スコア 782点でギリギリながらも一発合格できました。本記事では、受験を決めた理由から学習方法、試験の感想、具体的な教材活用法までを詳しく解説します。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02) をこれから受験したい方
- Udemy の問題集や模擬試験を活用して効率的に学びたい方
- 短期間(約1か月)で合格を目指したい方

Udemy の教材は非常に効果的だったため、おすすめ教材のリンクも記事内に配置していますので、ぜひ参考にしてください。
はじめに
DOP-C02 は、AWS 認定資格の中でもプロフェッショナルレベルに位置付けられ、実務的な判断力と幅広い知識が必要です。Associate とは異なり、サービスの名前を知っているだけでは対応できず、「どの状況で、どの設計を選択するか」という応用力が求められます。私自身も「そろそろ次の段階に挑戦してみよう」と思い、この最上位資格にチャレンジしました。
受験を決めた理由
私が DOP-C02 に挑戦したのは、これまでの Associate 資格取得の流れを受け、さらにステップアップしたいと考えたからです。業務で CI/CD、CloudFormation、CloudWatch などを扱う機会が増え、実務スキルを体系的に整理したい思いもありました。上位資格への挑戦は不安もありましたが、キャリアアップに繋げたいという気持ちが大きな動機となりました。
- これまで取得した Associate 資格の次のステップとして挑戦したかった
- 業務で CI/CD、CloudFormation、CloudWatch、IAM などを扱う機会が増えた
- DevOps 領域の知識を体系的に整理し、スキルを証明したかった
- 上位資格にチャレンジすることでキャリアアップにつなげたかった
- 最上位レベルの試験に挑戦してみたい気持ちがあった
短期間の学習ではありましたが、Udemy の問題集と模擬試験を計画的に繰り返したことで、2025年5月に DOPC02 に合格することができました。スコアはギリギリでしたが、努力が結果につながり、大きな達成感を得られました。


AWS試験の結果レポートは、だいたい試験当日の19時~20時頃に来ていました。
なので、当日のその時間は、そわそわしてしまいます。
メールが来て、スマホの通知で合格の場合は「おめでとう」の文言があるので合否がすぐわかります。「試験お疲れさまでした」だけだと・・・・不合格です。
試験概要と出題範囲
プロフェッショナル試験の特徴は、時間・問題数ともにボリュームが大きく、読解力と集中力が問われる点です。Associate と違い、複雑なシナリオベース問題が多く、複数のサービスを組み合わせて最適解を導き出す力が必要です。事前に出題範囲を理解し、効率的に学習することが合格への第一歩になります。
試験概要
DOP-C02 の試験は 180 分間で 75 問が出題され、合格ラインはスコア 750 点です。受験形式は単一選択・複数選択問題で、テストセンターまたはオンラインで受験可能です。AWS の実務経験が 2 年以上推奨されることからも、難易度は高めです。以下に概要を表で整理しました。
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 180分 |
出題数 | 75問 |
合格スコア | 750/1000 |
出題形式 | 単一選択・複数選択 |
受験方法 | テストセンター/オンライン |
推奨経験 | AWS実務経験2年以上 |
出題範囲
出題範囲は DevOps に関連する幅広い領域に及びます。特に CI/CD、IaC、監視、セキュリティ対応、インシデント管理などが重視されます。各ドメインはバランスよく出題されるため、得意分野に偏らず、全体を押さえることが重要です。以下に公式配分を整理しました。
ドメイン | 割合 |
---|---|
SDLC オートメーション | 22% |
構成管理と IaC | 17% |
耐障害性の高いソリューション | 15% |
監視とロギング | 15% |
インシデント対応 | 14% |
セキュリティとコンプライアンス | 17% |
勉強方法と学習スケジュール
効率的に合格を目指すには、問題演習と理解補強のサイクルが欠かせません。私は Udemy の模擬試験を使い、最初は 60% 程度からスタートしましたが、復習と補強を繰り返すことで 90% 以上を安定させ、本番に臨みました。短期間でも「理解重視の繰り返し」を徹底すれば十分合格可能です。
学習の流れ
- Udemy 模擬試験を1回通し、出題形式を把握
- 間違えた問題をノートにまとめ、弱点を分析
- AWS Black Belt Online Seminar で理解を補強
- 模擬試験を繰り返し、正答率 90%以上を安定
学習スケジュール例
1か月間で効率的に学ぶために、週ごとに重点を切り替えました。初週で全体像を掴み、2週目以降で弱点補強、最終週で模試反復に集中する流れです。
週 | 学習内容 | ポイント |
---|---|---|
1週目 | 模擬試験1周 | 正答率60% → 弱点抽出 |
2週目 | 復習・問題集周回 | 理解不足を補強 |
3週目 | Black Belt で弱点克服 | IaC, CI/CD, ログ監視中心 |
4週目 | 模擬試験を繰り返す | 正答率90% 安定化 |
使用した教材とおすすめ
教材は少数精鋭に絞り込みました。Udemy の模擬試験と AWS Black Belt Online Seminar の2本柱です。前者はアウトプット訓練に、後者は理解補強に最適で、両者を組み合わせることで効率的に学習できました。
Udemy 模擬試験・問題集
Udemy の問題集は本番形式に近く、難易度も試験に近いため非常に有効でした。私は 90%以上の正答率を安定させることを目標とし、解説をじっくり読み込みました。解答を覚えるのではなく、「なぜ正しいのか」を理解することが合格の鍵です。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
AWS Black Belt Online Seminar
Black Belt は AWS 公式が提供する無料のセミナー資料です。CI/CD パイプライン、CloudFormation、監視系サービス、IAM、セキュリティ分野を重点的に学び直しました。日本語で丁寧に解説されているため、知識の背景を理解するのに役立ちます。
試験の難易度と感想
DOP-C02 は Associate より明らかに難しく、長文のシナリオ問題が多く出題されました。知識暗記では対応できず、設計力と経験が求められます。私は 2025年5月に受験し、スコア 782 点でギリギリ合格でしたが、Udemy で90%を安定させていたおかげで落ち着いて取り組めました。最後まで油断できない試験ですが、その分大きな達成感があります。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
合格のコツと今後の展望
- 問題集で 90% 安定を目指す
- 間違いは必ず理由を理解して再挑戦
- Black Belt で背景理解を深める
- 本番は時間配分に注意
今後は Security Specialty に挑戦し、さらにスキルを磨いていきたいと考えています。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
勉強法と教材の具体的な活用方法
私が DOP-C02 の学習で最も効果的だと感じたのは、以下の勉強方法です。
過去問題集を周回する
試験形式や出題傾向に慣れるため、問題集を繰り返し解きました。特に解説を熟読し、選択肢の理由を理解することに重点を置きました。正答率が 90% を超えるまでは何度も解き直し、弱点克服に努めました。

DOP-C02の過去問題集は、Udemyを活用しました。
私は Udemy の模擬試験コースを活用し、正答率が 90% を安定して取れるようになるまで繰り返しました。特に解説部分が丁寧なので、ただ答えを覚えるのではなく「なぜその選択肢が正しいのか」を理解することができました。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
AWS Black Belt Online Seminar を活用する
理解不足の分野は Black Belt で補強しました。公式資料は設計思想や実際のユースケースが解説されており、単なる暗記では得られない理解が深まります。特に IaC、監視、セキュリティの補強に役立ちました。
Black Belt の資料は日本語で提供されており、設計思想やユースケースも解説されているため、問題集でカバーできない背景知識を身につけることができました。
この「問題集で間違える → Black Belt で深掘り → 再度問題集で確認」という流れが、知識の定着に直結しました。
成功のためのポイント – 継続的な学習と自己分析
短期間で成果を出すには、常に自己分析を続けることが不可欠です。私は正答率を記録し、弱い領域を見極めて重点的に補強しました。同じ間違いを繰り返さないようノート化し、復習を徹底したことが合格に直結しました。
- どの分野の正答率が低いかを記録
- 同じ間違いを繰り返さないように復習
- 理解が不十分なサービスは Black Belt で補強
この繰り返しにより、短期間でも効率的に知識を積み上げることができました。
最後に – 挑戦し続けることの重要性
DOP-C02 は難易度が高く、一度で合格するのは簡単ではありません。しかし、試験対策で得られる知識やスキルは日常の業務にも直結します。焦らずコツコツ取り組めば、結果は必ずついてきます。挑戦すること自体が大きな価値であり、次のキャリアへの一歩につながります。
失敗を恐れず、繰り返し挑戦することが成功への近道です。AWS の学習は一度きりで終わるものではなく、常に新しいサービスやアップデートがあります。学び続ける姿勢こそが、クラウドのプロフェッショナルとして成長するために不可欠だと感じます。
まとめ
AWS Certified DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) は、AWS における開発と運用の総合力を試すハイレベルな試験です。私は 2025年5月に受験し、782 点でギリギリ合格しましたが、その過程で得られた学びは資格以上の財産となりました。Udemy の問題集と模擬試験で 90% を安定させ、Black Belt Online Seminar で背景を補強する。この学習サイクルを回すことで、短期間でも合格可能だと実感しました。
合格の瞬間は大きな達成感がありますが、それ以上に価値があるのは「挑戦を続けたこと」そのものです。失敗を恐れず一歩を踏み出すことが、スキルアップとキャリア形成の近道になります。これから受験する方には、ぜひ自分のペースで学習を進め、自信を持って試験に臨んでいただきたいと思います。合格は決して遠い目標ではなく、計画的に取り組めば誰でも到達できる道です。
AWS認定 DevOps Engineer – Professional (DOP-C02) 模擬試験
最後までこの記事を読んで頂きありがとうございます。この記事が合格のための参考になれば幸いです。
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