【AWS】1週間でAWS認定クラウドプラクティショナーに合格しました。勉強方法と模擬問題集の紹介

AWS
スポンサーリンク

先日、AWS認定資格のAWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)に合格しました。今後、AWS関連の業務に役立てるために、AWS認定クラウドプラクティショナーの試験を受験しました。AWS経験ゼロの状態から、約1週間(勉強時間は約15時間)で合格した勉強方法や感想を書いていきます。

AWS経験ゼロですが、Azure資格はAZ-305に合格していますのでクラウド知識で少しアドバンテージがある状態です。※Azureも使用経験は無く資格試験のための知識がある状態です。

この記事の対象者
  • 「AWS認定クラウドプラクティショナー」に1週間で合格したい人。
  • 「AWS認定クラウドプラクティショナー」の効率の良い勉強方法を知りたい人。

この記事を読むことで、「AWS認定クラウドプラクティショナー」に1週間で合格するための勉強方法が分かります。私が実際に行った勉強方法を時間単位で記載しますので学習の手助けになればと思います。

勉強を始める前に、「AWS認定クラウドプラクティショナー」の試験概要、試験分野と割合を確認することから始めました。また、試験の出題形式も確認しました。

この記事を読んで分かること
  • 「AWS認定クラウドプラクティショナー」に1週間で合格した勉強方法
  • 「AWS認定クラウドプラクティショナー」の教材と問題集
  • 「AWS認定クラウドプラクティショナー」の試験概要、試験分野と割合など
わたし
わたし

AWS利用経験はありません。

システム開発の仕事をしているため、基本的なIT知識はあります。
 

クラウドの資格はAZ-305を取得しています。

AWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)は、700点以上で合格となります。私は、スコア806点で合格しました。

スポンサーリンク

AWS認定クラウドプラクティショナーについて

AWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)は、AWS クラウド、サービス、用語の基礎的かつ高度な理解を持っていることを証明する、試験の難易度はAWS認定の中でも1番難易度が低く、AWS初心者や未経験の人がチャレンジしやすい認定資格です。

試験概要

カテゴリ基礎
試験時間90 分
試験の形態問題数65問(選択、または複数選択の問題)
料金100 USD
試験場所Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監督付き試験

試験の形態

問題数は65問でAzureの試験(40問前後)よりも多いです。

出題形式については、以下の2パターンでした。

  • 4~5つの選択肢から1つを選択
  • 5~6つの選択肢から2つを選択

Azure試験のように「はい/いいえ」問題やケーススタディなどはありません。Azure試験の「はい/いいえ」問題は後戻りできませんし、ケーススタディは長文で中々の難問でした。

AWS認定クラウドプラクティショナーの試験はどの問題も見直しが出来ました。

料金

料金は、日本円で11,000円でした。私は丁度キャンペーン中で25%割引コードが貰えたため、税抜きで8,250円で受験することが出来ました。

25%割引コードは、「Cloud Practitioner チャレンジ」に参加すると貰えます。

「Cloud Practitioner チャレンジ」は、2023年10月2日から2023年12月1日までとなっているようです。このチャレンジに参加(Sign In)するだけですぐにメールで25%割引コードが届きました。

25%割引コードの使用には数に限りがあるようで、受験申し込みが制限に達した場合は、コードを持っていても割引が出来なくなるようです。また、コードに有効期限があるようで2023年12月31日までに試験を受けるようにメールに記載されていました。

試験分野と割合

AWS認定クラウドプラクティショナーの試験は、2023年9月19日に旧試験(CLF-C01)から新試験(CLF-C02)にアップデートされました。

私は、新バージョン(CLF-C02)の試験内容で受験しました。

変更点は以下のとおりです。

  • 試験割合の変更
  • 試験範囲(AWSサービス)が大幅に増加

試験分野と割合の変更点

分野旧試験(CLF-C01)配点割合新試験(CLF-C02)配点割合
第1分野クラウドのコンセプト26%クラウドのコンセプト24%
第2分野セキュリティとコンプライアンス25%セキュリティとコンプライアンス30%
第3分野テクノロジー33%クラウドテクノロジーとサービス34%
第4分野請求と料金設定16%請求、料金、サポート12%

セキュリティとコンプライアンスの割合が5%上がっています。対して、請求、料金、サポートの割合が下がっています。近年の状況からAWSは、セキュリティに関する知識が重要と判断したのでしょうか。これらを考慮して試験対策をすると合格に近づけると思います。

また、問題集を選択するとき、その問題集が新試験(CLF-C02)に対応しているかどうかがポイントになります。既にほとんどの問題集は新試験(CLF-C02)に対応していると思いますが、問題集を選択するときは念のためチェックすると良いと思います。

試験範囲のAWSサービスが大幅に増加

試験範囲のAWSサービスが大幅に増加しています。旧試験(CLF-C01)では約60サービスでしたが、新試験(CLF-C02)では更に60サービス以上が試験範囲に追加されました。AWSサービスが倍以上増加したので各分野ごとにAWSサービスを満遍なく覚えておく必要があります。

問題文で初見のAWSサービス名が出るとびっくりするので、試験対象のAWSサービス一覧を流し読みでもよいので一度見ておくことをおすすめします。

AWS認定クラウドプラクティショナーとは
  • AWS認定資格の中で1番難易度が低く、初心者の人におすすめの資格です。
  • 合格するとAWSクラウドの基礎的かつ高度な理解を持っていることを証明できます。
  • 2023年9月19日に新試験(CLF-C02)にアップデートされました。

AWS認定クラウドプラクティショナーの勉強方法

AWS認定資格のAWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)に合格するために、私が実際に行った勉強方法を紹介します。

AWSの基本知識のインプット

まず、AWS知識が乏しいため基本的な知識をインプットするための教材を探しました。AWS公式サイトに行くと「トレーニングと認定」という箇所から無料のオンライントレーニングが受けられるようでしたので早速アカウントを作成してオンライントレーニングを始めました。

オンライントレーニングのAWS スキルビルダーでは、無料のたくさんの学習コースを視聴できます。AWS認定クラウドプラクティショナーの準備のための学習コースとして「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」を視聴しました。

この学習コースでは、AWS クラウドの概念、AWS のサービス、セキュリティ、アーキテクチャ、料金、サポートについて学習し、AWS クラウドについての基礎知識を深めることができました。

3名のAWSテクニカルトレーナの方が日本語で解説してくれるので最初の学習としては最適でした。 いくつかのセクションで構成されており、各セクションの最後で確認用の問題がありますので知識インプットの確認ができました。

この学習コースは、約6時間のコースですが、途中から動画の再生スピードを少し上げて時間を短縮しました。元々がゆっくりペースの話方なので再生スピードを上げても問題ありませんでした。

AWS認定クラウドプラクティショナーの模擬問題集

「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」でAWSの知識をインプットした後、残りの時間は模擬問題集に取り組みました。

私が使用した模擬問題集は、udemyの【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集になります。

この模擬問題集を選んだポイントは、以下の通りです。

  • 受講生が多く、高評価でベストセラーとなっていたこと。
  • 模擬問題集が新試験(CLF-C02)に対応していること。
  • 6回分390問で問題数が丁度よい数だったこと。

【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集は、受講生が私が使用したときで、約75,000人以上いました。また、レビューを見ると2年以上前から続いてるので信頼できると感じました。

この模擬問題集は、新試験(CLF-C02)に対応しています。回答解説のまとめとして、新試験(CLF-C02)で出題範囲のAWSサービスの一覧が提供されており、私はとても助かりました。

この模擬問題集は、基本レベルの問題が2つ、本番レベルの問題が4つの構成となっています。実際の試験は、基本レベルより少し難しい程度というレビューがありましたので基本レベルの2つを100%の状態にしました。本番レベルの問題集は結構難しいです。こちらは、80~90%の回答状態まで繰り返し学習しました。

実際の試験を受けてみて、問題の内容は本番レベルのものが多かったです。その中で基本レベルの問題が出題されていました。基本レベルの問題は出来る限り正解できるようにしておきたいです。

AWS認定資格のAWS認定クラウドプラクティショナーに合格するための模擬問題集としては、問題集のタイトルどおりこの問題だけで合格できました。

【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集

AWS認定クラウドプラクティショナーの勉強時間

AWS認定クラウドプラクティショナーの勉強時間は約15時間になります。

以下は、勉強したときのタイムラインになります。

1週間でAWS認定クラウドプラクティショナーに合格したタイムライン
  • 1~2日目
    「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」を視聴し、AWSサービスの基本知識をインプットする。

    動作再生速度を上げて5時間以内で視聴します。

  • 3~6日目
    udemyの模擬問題集を繰り返し実施する。

    1日2時間程度の学習です。2週目以降はさくさく進められます。

  • 試験当日
    試験当日の朝に最終チェック

    当日の朝は、よく間違えた問題のみ最終チェックをしました。

あとがき

私がAWS認定クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)に合格するための勉強方法と模擬問題集について紹介しました。

私が思ってたよりも本試験は難しかった印象でした。ただ、udemyの模擬問題集で基本レベルの問題は確実に正解できるようにしていたので、本試験でも基本レベルの問題は確実に回答できることができたと思います。この記事を書いている時点でまだスコアがわかりませんので何点での合格かは不明です。この記事を書いた次の日にスコアレポートが届きました。スコア806点でまぁまぁギリギリの合格でした。

AWS認定クラウドプラクティショナーの合否結果は試験のあとすぐわかります。本試験の問題のあと、いくつかアンケートに回答すると突然合否判定の画面になるのでちょっと焦りました。合格の文字が通常フォントと同じで気づきにくく、本試験の回答に自信がなかったのもあり、一瞬不合格かと思いましたが、「合格」の文字を見つけましたので安心しました。

AWS認定クラウドプラクティショナーを受験した目的の一つとして、合格すると次の「 AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」を割引料金で受験できる特典をもらうことです。

最後までこの記事を読んで頂きありがとうございます。この記事がAWS認定クラウドプラクティショナー合格のための参考になれば幸いです。

AWS中級資格のアソシエイトにも挑戦しています。興味のある方は合わせてご覧ください。

Azureクラウドサービス資格試験のAZ-900にも挑戦しています。興味がある人は、以下の記事も参考に勉強してみてください。

タイトルとURLをコピーしました