【AWS】AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01) 一発合格の勉強法とポイント

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AWS認定資格の中でもデータ領域に特化した「DEA-C01 AWS Certified Data Engineer – Associate」は、2023年に新設された注目の試験です。私は2025年1月に初めてこの試験を受験し、一発で合格することができました。受験を決意した理由は、日常業務でS3、Glue、Redshift、Athenaを扱う機会が増え、知識を体系的に整理する必要性を感じたからです。

本記事では、受験のきっかけ、学習方法、試験概要や難易度、模擬試験スコアの推移、実際に取り組んだハンズオン構成、そして合格後のメリットまで、実体験に基づいて詳しくまとめます。これから受験される方の参考になれば幸いです。

この記事の対象者
  • 「AWS認定データエンジニア-アソシエイト」に合格したい人
  • 「AWS認定データエンジニア-アソシエイト」の勉強方法を知りたい人
  • 勉強に使用した教材や体験談を知りたい人
わたし
わたし

 データ基盤を体系的に学び直したかった

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受験のきっかけ

DEA-C01 を受験しようと考えた一番の理由は、実務でデータ基盤を扱う機会が増えたことでした。

私は日頃から Amazon S3 をデータレイクとして利用し、Glue でデータ変換、Athena でクエリ分析、Redshift で集計処理を行う場面が多くあります。

しかし、サービスごとの知識はあっても、体系的な理解が不足していると感じていました。

受験を決めた理由

  • 業務で S3、Glue、Redshift、Athena を頻繁に利用
  • データ基盤を体系的に学び直したかった
  • 将来的に DAS-C01 Data Analytics Specialty を目指すステップにしたい
わたし
わたし

AWS試験の結果レポートは、だいたい試験当日の19時~20時頃に来ていました。

なので、当日のその時間は、そわそわしてしまいます。

メールが来て、スマホの通知で合格の場合は「おめでとう」の文言があるので合否がすぐわかります。「試験お疲れさまでした」だけだと・・・・不合格です。

 

試験概要

DEA-C01 試験は、AWS データ基盤に関する設計力と実装力を問う内容です。単なる暗記だけでは対応できず、ユースケースに応じた正しいサービス選択が求められます。

試験情報まとめ

項目内容
試験時間130 分
出題数65 問(うち 50 問が採点対象、15 問は unscored)
出題形式Multiple Choice(単一選択)、Multiple Response(複数選択)
合格スコア720 / 1000
出題言語英語、日本語(機械翻訳版あり)

学習期間と勉強時間

1か月間の学習計画を立て、段階的に進めました。特にハンズオンで手を動かすことを重視し、サービスを実際に体験することで理解を深めました。

学習スケジュール

期間学習内容学習時間
1週間目Udemy講座で基礎インプット約20時間
2週間目Glue・Redshift・Athena のハンズオン約25時間
のこり模擬試験と弱点補強約30時間
合計約75時間

使用した教材

学習に使用した教材は以下のとおりです。

  • Udemy:Data Engineer Associate 対策講座
  • AWS公式模擬試験(Practice Exam)
  • AWS Black Belt 資料(Glue、Redshift、Athena、Kinesis)
  • 自作ノート:サービス比較表、模擬試験の誤答ノート

👉 特にBlack Belt資料は、設計問題対策に直結しました。

サービス比較表

試験では「どのサービスを選ぶべきか?」を問う問題が多いため、サービスごとの特徴を整理することが重要です。

データ基盤サービス比較

サービス主な用途特徴試験での問われ方
S3データレイク低コスト・高耐久性保存先として最適かどうか
GlueETL処理サーバレス、PySparkベースデータ変換やクレンジングに適しているか
Athenaクエリ分析S3 上のデータを直接 SQL で分析コスト効率の良いクエリ選択
RedshiftDWH高速分析、スケール可能大規模分析でどの基盤を選ぶか
Kinesis Streamsストリーミングリアルタイム処理IoTやログ処理のリアルタイム分析
Firehoseデータ転送S3/Redshiftへ自動送信バッファリングや転送の最適解
EMRビッグデータ処理Hadoop/Spark クラスター大規模なバッチ処理やML処理

模擬試験スコア推移と弱点分析

模擬試験での点数推移を記録し、弱点を明確にしました。

模擬試験スコア推移

回数日付スコアコメント
1回目学習開始1週間後54%Glue・Kinesisが弱点
2回目学習開始2週間後66%Redshift COPYコマンドに不安
3回目本番直前74%Athenaの最適化で得点向上
本番試験当日812点時間配分に成功、一発合格!

模擬試験は、主にUdemyを利用しました。

弱点克服の工夫

  • 誤答ノートを作り「なぜ間違ったのか」を記録
  • Glue vs Redshift Spectrum の違いを図解して整理
  • Kinesis Firehose の挙動をハンズオンで確認

ハンズオンで作った構成図

実際に手を動かし、以下のような構成を構築しました。

[IoTデバイス]
 |
(Kinesis Data Streams)
 |
(Kinesis Firehose)
 v
[S3データレイク]
 |
(AWS Glue ETLジョブ)
 v
[Redshift DWH] ← Athena でクエリ

👉 この一連の流れを体験したことで、試験問題のケーススタディにも自信を持って答えられるようになりました。

難易度と感想

試験の難易度は「Associate レベルの中では難しめ」という印象でした。特にユースケースベースの問題が多く、単純な知識暗記だけでは合格は難しいと感じました。

FAQ

受験を検討している方によく聞かれる質問をまとめました。

  • Q. 難易度は? → Associateの中では難しめ。
  • Q. 合格ラインは? → 720点、模擬試験で70%以上安定が目安。
  • Q. 必須で学ぶべきサービスは? → S3、Glue、Redshift、Athena、Kinesis 系。
  • Q. 独学で合格できる? → 可能。Udemy+ハンズオン+模擬試験で十分。

合格後のメリット

DEA-C01 に合格して感じたメリットは非常に大きいです。

メリットまとめ

  • キャリア面:希少性の高い資格として評価アップ
  • 業務改善:Glue・Redshiftの選定基準を明確化、設計スピード向上
  • 市場価値:データ系人材不足の中、年収アップや転職活動で有利に

勉強法と教材の具体的な活用方法

私が最も効果的だと感じたのは、以下の勉強方法です。

過去問題集を周回する

これは、試験に出題される問題の形式や内容を理解するために非常に重要でした。過去問題を繰り返し解くことで、自分の弱点を把握し、そこを重点的に強化することができました。

DEA-C01 の問題文と選択肢の文章は、プロフェッショナルなどの資格よりも短めです。ですので、何度も繰り返し過去問題集を周回することで、ある程度暗記できると思います。そしたら、問題文のしっかり内容を理解していくことで知識が定着定着すると思います。

DEA-C01の過去問題集は、Udemyを活用しました。

私はUdemyが大好きなので、過去の資格試験もすべてUdemyで学習しています。DEA-C01は日本語のテキストは少ないですが、Udemyには日本語の過去問題集があったので良かったです。

最短で合格!AWS認定データエンジニア アソシエイト【DEA-C01】模擬試験(3回分)+ 練習問題

わたし
わたし

DEA-C01の過去問題集は、Udemyを活用しました。

AWS サービス別資料を活用する

先にも書きましたが、AWS公式の「AWS サービス別資料」のサイトを活用しました。まずは、このサイトでAWSサービスの概要をインプットして、問題集に挑戦すると学習効果が高まります。資料も日本語で読みやすいです。

DEA-C01の試験対策に限らず、AWSのサービスでわからないことがあったらよく活用するようになりました。

成功のためのポイント – 継続的な学習と自己分析

最終的に私が合格できたのは、ただDEA-C01の過去問題を解くだけでなく、試験に必要な知識を体系的に学び、自己分析を行ったからです。自分が何を理解していて、何が理解できていないのかを常に把握することで、効率的な学習が可能になりました。

最後に – 挑戦し続けることの重要性

もし、これからDEA-C02 に挑戦しようとしている方がいれば、私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

失敗を恐れず、何度でも挑戦することが成功への鍵です。AWSの世界は広大であり、学び続けることが重要です。これからも、新しい知識を積み重ね、クラウドのプロフェッショナルとして成長していきましょう!

まとめ

DEA-C01 AWS Certified Data Engineer – Associate は、AWSデータ基盤の総合力を試す資格です。

1か月間の学習で、基礎インプット、ハンズオン、模擬試験という流れを意識したことで効率的に合格できました。実務経験がある方には特におすすめですが、未経験でもハンズオンを重ねれば十分に挑戦可能です。

合格後はキャリア形成や業務改善、市場価値の向上につながる点でも大きなメリットがあります。次の目標は DAS-C01 Data Analytics Specialty。さらなるスキルアップを目指して挑戦を続けたいと思います。

最短で合格!AWS認定データエンジニア アソシエイト【DEA-C01】模擬試験(3回分)+ 練習問題

最後までこの記事を読んで頂きありがとうございます。この記事がAWS認定データエンジニア-アソシエイト(AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01) )合格のための参考になれば幸いです。

Azureクラウドサービス資格試験にも挑戦しています。興味がある人はぜひご覧ください。

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